レオパレスのマンスリーに実際に住んでむまでの流れはこうだった

レオパレス物件のメリットは?

 

レオパレス物件には、以下のようなメリットがあります。

メリット
・家具家電が備え付け
・初期費用が相場よりも安い
・ネット環境が整っている
・連帯保証人が不要
・短期間だけ入居できる
・初期費用や家賃の割引キャンペーンが多い

家具家電が備え付け

ほとんどのレオパレス物件では、家具や家電が備え付けられています。レオパレスに設置されているのは、以下のような家具・家電です。

・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ
・エアコン
・カーテン
・テーブル
・椅子

物件によって付いているものは変わります。また、築年数の新しいレオパレスであれば製品も新しいものがあることが多いです。

上記の家具・家電を自分で買い揃えると、10万円近くかかってしまいます。初めての一人暮らしや単身赴任での引っ越しであれば、引っ越しにかかる費用を抑えられます。

備え付けの家具や家電が壊れた際には、無料で修理や交換をしてくれます。ただし、故意や過失による故障の場合は修理代がかかります。

初期費用が相場よりも安い

レオパレス物件の多くは敷金と仲介手数料が0円です。一般的に、敷金、仲介手数料はそれぞれ家賃1ヶ月分かかるので、家賃2ヶ月分の初期費用を抑えられます。

ただし、敷金が0円になるお部屋は専有面積が30㎡未満のお部屋だけです。

ネット環境が整っている

レオパレスの物件には「レオネット」というレオパレスの居住者専用のインターネットサービスが用意されているので、入居後に個別でネット環境を整える必要がありません。

一人暮らしの場合、毎月のインターネット利用料は5,000~6,000円ほどですが、レオネットであれば1ヶ月2,268円なので、約3,000円ほど安く済みます。

「レオネット」のサービスの一環として「L MOVIE」というビデオ配信サービスが利用できます。

動画配信サービス大手の「U-NEXT」の提供で、映画・ドラマ・アニメ・音楽ライブなどいろいろな番組が楽しめます。

連帯保証人が不要

成人さえしていれば、レオパレス物件を借りるのに連帯保証人は不要です。ただし、入居時にレオパレスが指定する保証会社に加入する必要があります。

未成年の人がレオパレス物件を借りる場合には、保証会社を利用するかどうかにかかわらず、連帯保証人を立てる必要があります。

短期間だけ入居できる

レオパレスには通常の賃貸契約とは別に、最短30日以上で入居期間を指定できる「マンスリー契約」というものがあります。短期間で退去できるため、一時的な居住先として利用できます。

マンスリー契約の場合、家賃と水道光熱費は全額前払いです。入居中に追加の費用がかからないので、計画的に次の入居先の準備ができます。

初期費用や家賃の割引キャンペーンが多い

レオパレスは1年通していろいろな割引キャンペーンをおこなっています。

キャンペーン例
・トリプルゼロ
・物件限定最大家賃2ヶ月分無料
・短割(短期プラン割引)
・友だち割

レオパレスには「トリプルゼロ」というキャンペーンが適用されて、敷金、礼金、仲介手数料、日割家賃、前家賃、鍵交換代が無料が不要の物件もあります。

トリプルゼロの物件であれば、家賃4ヶ月分ほどの費用が節約できます。

「友だち割」は同じアパートに同日に申込みすると、人数に応じで入居費用が割引されるキャンペーンです。友達じゃなくても、先輩・後輩や親族でも大丈夫です。

2人(2部屋)契約で1人につき15,000円、3人(3部屋)契約で1人につき25,000円と割引額が大きいのもポイントです。

レオパレス物件のデメリットは?

レオパレス物件のデメリットは以下の7つです。

デメリット
・壁や床が薄い物件が多い
・エアコンが3時間で切れる
・ネット回線が遅い時間帯がある
・退去時に「基本清掃料」が必ずかかる
・備え付けの家具家電が古い場合がある
・家賃が相場より高めの物件が多い
・訪問販売員が来ることが多い

壁や床が薄い物件が多い

レオパレスのお部屋は壁や床が薄く、隣のお部屋の生活音や上の階の足音が、普通の賃貸よりも聞こえやすいです。スーパーのビニール袋の音まで聞こえるという噂もあるほどです。

ただ、最近では「ノンサウンドフロア」という遮音性の高い床材を使ったレオパレスが建てられています。従来のレオパレスよりも衝撃を抑えられる造りなので、生活音が聞こえにくいです。

生活音や足音が気になる人は、ノンサウンドフロアが使われたお部屋を探すと良いです。

エアコンが3時間で切れる

レオパレス物件で2002年~2015年3月までに設置されたエアコンは、3時間連続で利用すると自動的に電源が切れるようになっています。

ただし、2018年7月に「エアコンが勝手に切れる」という苦情が大々的に報道されたことを受けて、レオパレスの公式サイトで自動電源オフの設定の解除方法が掲載されました。

ネット速度が遅い時間帯がある

レオパレス居住者用のネットサービスである「レオネット」は、1つの回線を物件の入居者全員で共有して使うものなので、利用者が増える時間帯になると回線速度が遅くなります。

とくに夜の8時~23時頃が、もっとも回線が圧迫される時間帯です。回線が遅くなるとYoutubeやNetflixの動画は読み込みが終わらず、画面が黒いまま何十分も固まったままになります。

動画視聴やネットゲームを楽しめないだけでなく、簡単な調べものやネットサーフィンでも非常にストレスを感じます。

ただ、レオネットを解約して、自分で光回線などの別の契約に切り替えることは可能です。

退去時に費用が必ずかかる

レオパレスは退去時に「基本清掃料」がかかります。料金は間取りや広さによって変わりますが、1Kの25㎡未満の家具なしで27,540円、家具ありで30,780円です。

「基本清掃料」とはつまりハウスクリーニング代なので、備えつけの家具家電を壊していたり、床や壁に傷をつけていると、さらに修繕費用がかかります。

一般の賃貸物件であれば、入居時に預けた敷金で退去費用はまかなわれますが、レオパレスは敷金0円なので退去時に全額を用意する必要があります。

備え付けの家具家電が古い場合がある

お部屋の備え付けの家具家電は、入居者が決まるたび新しく調達されるわけではなく、前回の居住者が使っていたものを使うことがほとんどです。

お部屋によっては何人もの入居者によって使われてきたために使用感があったり、設備として古いこともあります。

4年に1度は家具家電が新しいものに交換してくれるので、タイミングが良ければ比較的新しいものを使えることがあります。

家賃が相場より高めの物件が多い

家具・家電が備え付けられているので、周辺の同じような物件と比べると家賃相場が高いことが多いです。

自分で家具・家電を揃えるとなると10万円くらいかかるので、毎月の家賃は多少高くてもまとまった出費を避けたいという人にはおすすめです。

長く住むことを考えると自分で家電を揃えたほうが安い場合もあるので、自分が使う家電の種類や居住予定年数で決めましょう。

訪問販売員が来ることが多い

レオパレス21の公式サイトのよくある質問にも「訪問販売にご注意ください。」という項目があるくらい、訪問販売員が来ることが多いです。

水質検査や、浄水器の設置・火災警報器の設置などの訪問販売が相次いているようです。

インターネットで調べてみると訪問販売する営業マンの間には「レオパレスに行けば売れる」というジンクスもあるそうです。

レオパレス物件に向いている人の特徴

レオパレス物件に住むのに向いている人の特徴を以下にまとめました。複数当てはまる人は、レオパレスの物件を検討しても良いでしょう。

向いてる人
・短期間だけ住みたい
・初期費用の安さが最優先
・他の住人の生活音や騒音が気にならない
・防犯性の高いお部屋に住みたい
・外国人が多くても平気
・家具家電を自分で揃えるのが面倒

 

レオパレスに実際に住んだ人の感想

レオパレスの入居費用はいくら?

レオパレス物件に入居する際の費用を、項目ごとに一覧でまとめました。合計すると、家賃の約2.5~3ヶ月分くらいになります。

項目 費用
敷金 0円
礼金 家賃1ヶ月分
仲介手数料 0円
前家賃 家賃1ヶ月分
共益費 物件によって変わる
インターネット代(任意) 2,268円
鍵交換費用 10,260円
環境維持費 540円
抗菌施工費(任意) 17,712円
火災保険料(2年契約) 約18,000円

下記の表では、家賃ごとの大まかな入居費用をまとめました。

家賃 入居費用
50,000円 約153,780円
60,000円 約173,780円
70,000円 約193,780円
80,000円 約213,780円
90,000円 約233,780円
100,000円 約253,780円

共益費は5,000円、火災保険料は10,000円で計算しています。希望の家賃帯だと、どれくらいの費用がかかるのか確認してみてください。

入居費用の項目ごとの詳細解説

入居費用の項目ごとに、どんな費用なのか解説します。

敷金

専有面積が30㎡未満のお部屋なら敷金は0円ですが、30㎡以上から家賃1ヶ月分かかります。

礼金

家賃1ヶ月分が必要です。ただ、なかには礼金0円のレオパレス物件もあります。

インターネット代

インターネットを使う人のみ必要な費用です。他社よりも月額料金が安いので、インターネットを使う人にはお得なサービスです。

鍵交換費用

基本的に10,260円かかります。ただ、新築のレオパレスの場合は前の入居者がいないため不要です。

環境維持費

地域清掃・下水道掃除にかかる費用です。自治会や町内会費の費用に充てられる料金で、毎月料金がかかります。家賃やお部屋に関わらず、一律で540円かかります。

抗菌施工費

細菌の繁殖を予防するためにかかる施工費用です。オプションなので断ることもできます。ただ、入居希望者が多い物件の場合は払わないと契約を断られることがあります。

火災保険料

火災保険には必ず加入しなければいけません。レオパレスの提供する保険は、約18,000円で加入でき、災害だけでなく、鍵の紛失や水まわりのトラブルなどにも対応してくれます。

レオパレスに住むまでの流れ

レオパレスに住むための手続きの流れを紹介します。

①物件を探す
②問い合わせする
③内見する
④契約する
⑤鍵を受け取る

①物件を探す

レオパレスの物件の探し方は2種類あります。

1つは、レオパレスの公式サイトから検索する方法です。普通の部屋探しサイトと同じように、スマホやパソコンから、自分の住みたいエリアや条件を入力して探せます。

2つ目は、近くのレオパレスセンターか、レオパレスの加盟店である「レオパレスパートナーズ」に直接行ってスタッフと一緒に探す方法です。

部屋探しが初めてでいろいろ相談しながら決めたい人は、直接お店に行く方法がおすすめです。

②問い合わせする

気になる部屋が見つかったら、電話やお問い合わせフォームから連絡しましょう。連絡するとレオパレスセンターから確認の電話がかかってくるので、日程を相談して決めます。

③内見する

スタッフと一緒に実際に内見に行きます。

防音性や、備え付けられている家具や家電の状態などしっかり確認しましょう。不明な点があったら遠慮なく質問して、不安要素をなくしていきましょう。

④契約する

部屋が決まったら契約をします。

レオパレスの契約は大きく分けて2種類あります。1つは一般的な「賃貸契約」で、仲介手数料がかからない以外は普通の賃貸契約と変わりません。

もう1つは「マンスリー契約」というもので、90日から30日単位で利用できる「マンスリープラン」と最短30日から利用できる「短期プラン」、学生限定の「学割プラン」があります。

自分にあった借り方ができるので、スタッフと相談して決めましょう。

契約するときに必要な持ち物は以下の7点です。

・本人確認書類
・金融機関の通帳
・印鑑
・緊急連絡先
・契約金
・車検証(駐車場も契約する場合)
・初期費用(基本現金のみ・JALカードのみ利用可)

⑤鍵を受け取る

物件の鍵は、物件を取り扱うレオパレスセンターで受け取ります。受け取りには身分証明書が必要なので忘れずに持っていきましょう。

契約日よりも前に受け取ることはできません。また、鍵の受け渡し業務を行っていない日程があるので、引っ越しの日程を決めるときは注意してください。

短期間の滞在はレオパレスのマンスリーがとてもおススメ♪↓

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