明治神宮で御朱印帳を頂いてきました。
これから、赴任先や旅行先で御朱印を頂きたいと思います。
老若男女問わず、人気が加熱している御朱印集め。ただ、悲しいことに御朱印集めを「スタンプラリー」として考えて、本来のお参りを疎かにしている人や「とにかく欲しい!」の一念から、強引ないただき方をする人までいるのが実状です。
ここでは、御朱印をいただくにあたって「やってはいけないこと」にフォーカスしてみましょう。
①御朱印をいただく際には、まず神仏に手を合わせて、参拝してからいただくようにしましょう。
②いくら待ち時間が手持ち無沙汰だとはいえ、住職や神職の前で飲食をしたり一緒に来た人と大きな声でおしゃべりをしたり、携帯をいじる・通話するのは厳禁です。書いていただいている間は静かに待ちましょう。
③御朱印は寸志とするところもありますが、おおむね300~500円としているところが多いようです。300円を納めるのに、1万円札や5千円札などの高額紙幣を出すのはスマートではありません。普段から小銭が出たら御朱印用によけておき、小銭いれに入れて出かけましょう。
④せっかく来たのに御朱印帳を携帯していない…。そんなときになんでもいいから御朱印をもらおうとノートやメモ帳、書類の裏に書いてもらおうとするのはNGです。半紙で渡してくれる寺社もありますので、「今日は御朱印帳をもってきていないので、半紙でいただけますか」と伝えてみましょう。
⑤寺社は朝が早い分、夕方には門扉を閉じてしまうところも珍しくありません。これは実際に住職に聞いた話なのですが、門を閉じた夜間に「どうしても欲しいんです」と門をよじ登って窓を叩いた人がいたのだとか。
御朱印はあくまで「授けていただく」という気持ちで集めるべきもの。いただく側にもマナーがあることをくれぐれも忘れずに。